お陰様で ぷりりん です🍮

2019年10月29日父の二度目の余命宣告を受けました。
今回は、「余命一週間」
言われるまでもなく、当日父の顔を見た私は、素人でも「残された命は短いと」感じました。

余命一週間の患者は

いつものように東札幌病院の父の病室に着いた時、明らかに昨日までとは違う父がそこに横になっていました。

・両目にかすかに白い幕のようなものが張っている

・呼びかけてもこちらを見るが目が合わず、遠くを見ている

父に見えるか確認したところ「見えないの?」と聞くと「うん」と首を振りました。

・ポートから栄養剤を点滴で入れていたものが、普通の点滴に変わっていた(水分補給)

・声がほぼ出ない

この時にはもう何を言っているのか かなりわかりずらく私が〇〇してほしいの?
うん又はいいや と首を振るしぐさでコミュニケーションをとる状態になります。

・舌に黒い物ができている

始め私は、舌癌かと思いましたが、看護師からは、「口から水分を補給していないため、口が乾燥して汚れが舌にたまっている」という説明でした。

・水を飲ませるとむせる

この日を境に、水を飲むとむせるので飲ませられなくなりました。
看護師からも誤飲が怖いので、飲ませないように言われました。

・ひじの皮がむけている

シーツが汚れていたので、気になって父の体を見てみて分かりました。

これは、シーツとの摩擦によるもので、数日前から黒ずんでいたのでそのうち剥けなければよいなと思っていました。
黒くなった時点で看護師に言うと保護するシートを張ってくださいますので、剥ける前に言うと良いでしょう。
膝は、黒くなった時点で保護シートを張って頂きました。

このシーツの状態は、私が病室にいた時間 16時半頃から次の日病院に行った翌日13時半ごろまで同じ状態だった為、看護師さんにお願いして変えていただきました。

数日後には、保護シートもすぐとれるので サポーターを買って付けました。

数日前から

・5分と同じ姿勢で寝ていることがつらいらしく、しきりに起こしてほしいとせがむ。

・また5分と立たないうちに、寝せてほしいという。

これは、癌の痛みにより「体のおきどころがない状態」だそうで、痛くて辛いので、じっと寝ていられない症状のようです。
痛み止めを打ってもあまり効かず、とにかくずっと動いている状態でした。
夜は、軽めの睡眠剤でぐっすり眠れるようにしてくださっているとの事。

余命が短いと死臭がする

その日一番最初に気が付いたのは、いつもと違う今までに嗅いだことのないような異臭。
直感でこれが「死臭」なのかと思いました。

死ぬ数日前から親に死臭がした とゆう話は聞いたことがあったので、これかとすぐわかりました。

どんな匂いか説明しずらいのですが、「今までに嗅いだことのない異臭」です。
多分私のようにすぐわかると思います。

当日の担当看護師が廊下の父の名前の下に毎日張ってあるので、すぐその看護師さんと話をしました。

・目が見えないと本人が言っていること。

全く見えないのではなく、体調により目が合うときもあるので、見えずらくなってきた かすかに見える程度なのだろうとのこと。

・点滴が栄養剤じゃないこと

これは、肝臓癌の為肝臓の機能がもうほぼしていないため、栄養剤を点滴してもそれを処理できないため、最低限の水分補給が良いそうです。

・明らかに違う異臭
これが死臭なのかと質問しました所、口から水分を取れないため乾いているためだろうと口腔ケアをしてくださることに。
もしかしたら、口の乾燥の為の口臭があまりにの異臭のため、生きている間での死臭と言われるのか、他に生きている間の死臭があるのかは、私には、わかりません。

・舌に黒い物ができていること

あまりに質問したからでしょうか、その後「担当医から説明があります」とよばれましたんので、「やはりな」 と思いました。

それが「残された時間は、一週間ほどです」というものでした。

素人でもわかるものです。
明らかに前日とは違う事が数々本人の様子と病室で見て取れました。
ですので、父が目が見えないと返事した時に私の子供達には、「残された時間は短いから、今日会いにおいで」とラインを入れておきました。

病院から言われて用意した物

・紙おむつ

経験上長時間用の方が尿漏れがしづらく良かったです。

・尿とりパット

尿取りパットを使っていることは、知っていましたが、この日初めて用意するように言われました。

・口腔ケアスポンジ

・とろみ剤

結果的には、とろみ剤は言われて買いましたが、ゼリー状にしても飲める状態ではないため?一度も使用していません。

気づいたことは看護師に伝えましょう

細かい点は、やはり家族じゃないと気付かないもの。
舌に黒い物ができていることも気づかなかったのかもしれません。
唇が渇いてカサカサになっていても気づかなかったのかもしれません。
シーツが汚れていたことも気づかなかったのかもしれません。
ひじの皮がむけていたことも気づかなかったのかもしれません。

もう残された時は短いのです。
遠慮せずに、最後の最後まで本人が少しでも快適に最期を迎えられるよう気になる点は、改善してもらいましょう。

その際、こちらは、「お願いします」という謙虚な気持ちで。
終わったら「有難うございます」とお礼をいうとお互い気持ちが良いですよね。

東札幌病院では、始め一般病棟に入りその後、緩和ケア病棟に移るようです。
父は、緩和ケア病棟へ移ることなく最期を迎えることになりそうです。

ただ、一つ今だに言えないことは、ベッドの柵の汚れ。

これぐらいティッシュでふくと良いので、今日行った時拭くとしましょう。
でも、いったいいつまで放置されるのかも気になる所です。

ぷりりん でした🌸

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