高野山、それは日本の霊峰として知られる神聖な場所です。その山々に囲まれた静けさと、古い寺院の重厚な雰囲気は、訪れる者の心を洗練された平穏な世界へと誘います。その中でも、常喜院の赤地蔵尊は、私の心を特別な魅力で包み込んでくれる場所です。

まず、高野山への旅は、都会の喧騒から離れ、自然と一体となる絶好の機会です。山々の緑と清らかな空気が、心身をリフレッシュさせてくれます。そして、その中にひっそりと佇む常喜院は、まるで時間が止まったかのような静寂さを漂わせています。

常喜院赤地蔵尊は、朱色の歴史を感じさせる建造物。古い木造建築の重厚な存在感は、何世紀もの時を超えて今もなお、私たちに語りかけてくるようです。

そして、常喜院赤地蔵尊その姿は、どこか穏やかでありながら、力強い存在感を感じさせます。赤い袈裟に身を包んだ地蔵尊は、まるで心の中に潜む迷いや苦しみを包み込んでくれるようです。私はその前に立ち、心を静め、何かを願うことができるのです。

常喜院赤地蔵尊に足を運ぶと、日常の喧騒から離れ、心が整い、新たな気づきを得ることができます。そこは、まさに心の旅の拠点となる場所です。私はいつも、その場所に足を踏み入れるたびに、心が洗われるような感覚に包まれます。

高野山の中でも、常喜院赤地蔵尊は、私にとって特別な存在です。その静寂な空間に身を委ね、心を開放することで、日々の煩わしさから解放されるのです。常喜院の門をくぐり、赤地蔵尊に出会うその瞬間が、私の心にいつも新たな希望と勇気を与えてくれるのです。

高野山の常喜院赤地蔵尊を訪れることは、ただ観光するだけではなく、心の内側と向き合う旅でもあります。その神聖な場所で得るものは、言葉では表現しきれないほどの豊かなものです。ぜひ、心の旅の一環として、高野山常喜院赤地蔵尊を訪れてみてください。きっと、新たな発見と感動が待っていることでしょう。

常喜院赤地蔵尊の詳細・行き方

住所:〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町高野山365

公式HP:https://jokiin.jp/concept/

赤地蔵様別名:恵宝地蔵尊<愛称:赤じぞう・紅箔(こうはく)じぞう・玉じぞう>
こちらのお地蔵様は、恵宝地蔵尊と申しまして、福徳・財福を大「地」の如く内「蔵」せられるという「地蔵」様が、その福徳<「宝」>を衆生<命あるものすべて>に「恵」み与えるところから来ています。お地蔵様は、衆生を救済するという利他行実践者=菩薩様の一尊でもあります。赤ん坊のように赤く、福々しい御身体の上に金箔を張るところから「紅箔じぞう」と愛称されます。

■好むもの
赤いもの(紅白まんじゅう・金時人参・すもも・福神漬・大福もち・三宝柑・甘栗・桃)
■お姿
御身体の赤色は、高野山の鎮守様、丹生明神の丹生(水銀朱)の朱色からきています。
「大昔の中国では水銀朱は仙人の薬=仙丹と考えられていました」
丹生明神をはじめ、日本の神様は、定期的に生まれ変わること「みあれまつり」により、若い生命力を得るといわれています。
■お衣
普通、お地蔵様は、地蔵袈裟をいう大きな袈裟を着ておられますが、こちらの御像は、弘法大師様が、唐の国から持ち帰られた曼陀羅の中に描かれている地蔵菩薩様の御衣を着ておられます。
■持ち物<錫杖(しゃくじょう)と宝珠(ほうしゅ)>
右手の錫杖は、本来その鳴る音で衆生の煩悩や障害を除くという仏具ですが、ここでは幼児が持ち、音を楽しむガラガラのオモチャの役をしています。
左手の宝珠<宝の玉>は、衆生の願いにより、自在にお宝を生じるといわれています。子供の大好きな甘栗や桃のような形をしています。
■蓮華座<はすの花の台座>
お地蔵様が活躍する、この世のはるか西方に極楽浄土があります。極楽浄土には蓮池があり、そこのはすの上に、この世で命を終えた善男善女が、赤ん坊の姿で生まれ変わるといわれています「極楽往生」。その場面を表すために、赤いはすの上に乗っておられるのです。ちなみに極楽浄土の教主(あるじ)、阿弥陀様の持ち色「シンボルカラー」も赤色です。
■宝瓶(ほうびょう)「たからの壺」
蓮華座下の壺の形は、中から財宝を産出し豊饒をあらわすという宝瓶です。愛欲を司る愛染明王様も、赤色の御神体で、宝瓶の上の蓮華に坐っておられます。仏教の源インドでは、壺を福の神のシンボルにすることがあります。
■御像に金箔を張ることの意味
お地蔵様をはじめとする菩薩様は、衆生(命あるものすべて)を皆、苦界から救済された後、念願かなってほとけさまになる(成仏)といわれます。ほとけさまの代表的な色は金色ですので、こちらの御像に金箔を張ることにより、早く成仏を願うというわけです。
皆様のお悩みの場所に金箔を張り、祈願して下さい。持ち帰られて、お守りにして頂いてもけっこうです。
金箔から漂う白檀の香りもお楽しみ下さい。

公式HPより

常喜院赤地蔵尊 アクセス方法

極楽橋駅から

南海高野線「極楽橋」駅
①ケーブルカー乗車→「高野山」駅
②山内バス
奥の院一の橋行→「千手院橋」下車
大門南駐車場行→「金剛峯寺前」下車

常喜院の正門横

神社仏閣巡りが趣味の ぷりりん=@puririn4でした

 
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