・室蘭石鹸ってどんな石鹸?
・NPO法人はちどりプロジェクトとはどんな活動をしているの?
・一つの石鹸が、15年前に語られた夢から生まれたことをご存じでしょうか?
そんな疑問を持ったことはありませんか。また、一つの商品の背景にある物語を知りたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、15年前に初めて出会った一人の女性が「カンボジアに小学校を作りたい」と語った夢が、多くの人との出会いを通して学校建設や就労支援へと少しずつ形になっていく歩みをご紹介します。また、その想いから生まれた室蘭石鹸についてもお伝えします。
商品の魅力だけでなく、その背景にある人の想いや活動を知ることで、一つの石鹸がより特別な存在に感じられるはずです。
15年前一人の女性が語った大きな夢

15年ほど前、私は勝間和代さんの本を読んで学ぶ勉強会に参加しました。
その勉強会では、それぞれが自分の夢を語る時間がありました。
その時、初めて出会った一人の女性がこう話したのです。
「カンボジアに小学校を作りたい。」
その言葉を聞いた私は、
「なんて大きな夢を持つ人なんだろう。」
と思いました。
正直に言うと、その時は本当に叶うとは思っていませんでした。
それほど大きな夢だったのです。
しかし、この日聞いた一つの夢が、その後何年もの歳月をかけて少しずつ現実になっていくとは、この時の私は想像もしていませんでした。
夢は少しずつ現実になって行った

その後、彼女は登山家・栗城史多さんの本と出会い、そのご縁から栗城さんをお呼びし札幌で講演会を開催しました。
講演会を開くと聞いた私は、「何かお手伝いできることはある?」と連絡をしました。
既にたくさんの方が協力してくださると言ってくれていて人手は足りているようでした。
一人の夢に共感した人が少しずつ集まり、その輪が広がっていることを感じた瞬間でした。
そして、その夢は本当に現実になります。
多くのボランティアの方々とともにカンボジアへ小学校を建設し、その後は、子どもたちが学校へ通い続けられるよう、村のお母さんたちの就労支援まで始めました。
一人の女性が語った夢は、多くの人の想いが重なり合うことで、一歩ずつ形になっていったのです。
与論島で久しぶりの再会

学校が完成した後も、私はFacebookを通じて彼女の活動を見守っていました。
直接会う機会は少なくなりましたが、お互いの近況は何となく分かるような、そんなつながりが続いていました。
そして数年後、彼女が与論島でイベントを開くことを知ります。
「こういう機会でもなければ、与論島へ行くこともないだろう。」
そう思い、私も与論島へ向かいました。
久しぶりに再会した彼女は、夢を叶えた後も歩みを止めることなく、新しい挑戦を続けていました。
イベントでは全国から集まった方々と一緒に食事をする機会もあり、活動を支える多くの仲間がいることを知りました。
その後も総会などで顔を合わせる機会があり、今年札幌で再会した時には、「久しぶり。」という言葉から会話が始まりました。
活動を始めて10年以上が経ち、先日はその取り組みが評価され、安倍晋三元総理夫人の昭恵さんから表彰を受けたことも教えてくれました。
15年前に語ってくれた夢は、一つ叶えて終わりではなく、多くの人へ影響を与えながら、今も少しずつ広がり続けているのだと感じました。
室蘭石鹸に込められた想い

カンボジアに小学校を建設した後、彼女は新たな課題に気付きます。
子どもたちが学校へ通い続けるためには、村で働く場所が必要だったのです。
家族が生活のために遠くへ出稼ぎに行けば、子どもたちは学校へ通い続けることが難しくなります。
そこで始まったのが、村のお母さんたちの就労支援でした。
その想いから生まれた商品の一つが、今回私が購入した室蘭石鹸です。
石鹸は、5種類の植物オイルを使い、コールドプロセス製法で一つひとつ丁寧に作られています。
完成まで約1か月かかるため、天然のグリセリンが残り、しっとりとした使い心地になるそうです。
今回は石鹸のほか、カレンデュラオイルとカレンデュラリップクリームも購入しました。
商品を手に取るたびに、15年前に聞いた一つの夢が、多くの人の力によってここまで形になったことを思い出します。
私にとって、この石鹸は毎日の暮らしで使う日用品であると同時に、一人の女性が歩み続けてきた時間を感じられる、大切な石鹸でもあります。
私が応援し続ける理由

15年前、一人の女性が語った大きな夢。
その夢は、多くの方との出会いに支えられ、本当に現実になりました。
でも、私が応援し続けたいと思う理由は、それだけではありません。
彼女はFacebookで、うれしかったことだけではなく、悩んだことや苦しかったことも、その時の素直な気持ちを綴っています。
活動が思うように進まない時。
壁にぶつかった時。
それでも前を向き、一歩ずつ進み続ける姿を、この十数年間ずっと見てきました。
だからこそ、私は応援したくなるのです。
夢は、一度叶えたら終わりではありません。
今では室蘭の高校生による「めぐみの芽」という活動も生まれ、本も出版されるなど、その想いは少しずつ次の世代へと受け継がれています。
先日も、長年の活動が評価され、表彰を受けたという話を聞きました。
15年前に聞いた一つの夢は、多くの人の人生にも良い影響を与えながら、今も歩み続けています。
今回、札幌で再会し、室蘭石鹸を手にしたことで、その長い歩みを改めて思い出しました。
これからも、一人の友人として、その活動をそっと応援し続けていきたいと思っています。
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